投稿者: シン
にんげんみ
ぼうりょくはじつざいするよね
物
宇宙のことを分かっているとき わたしは熟睡していて わたし というものではなくなっている、それで 起きればいつものばかに戻っているのだし どうしようかと思う。
ない
人は獣として生まれ、寸時人間であって また人という獣に戻ってゆく そうであれば。そのくらい単純であればなあ 今どこだろう 神様と呟くときの柔らかくころころとした小ささ 森へ這入ったときの自分の境界の確かさと脆さ 海を見た…
まじなう
「どうせこのくにでは、わたくしから他者への働きかけはもれなく呪術になっちゃうのよ。気楽に行かっし」
人
大きな 大きな人が来て 何か気を遣って、指でそっと 扉を押したりしたのだけれど それで 何か話せるわけでもなし あなた、そこへ居られると 陰になって。夏の昼ならば それでいっときならば いいのだけれど。 会議が あるので…